最近鉛筆が好きだ。
学生時代はシャーペンだったけど、ここ最近は万年筆とボールペンと鉛筆を使い分けてる。

物持ちはいいほうで、小学校時代に使ってた鉛筆入れなんてのが残っていて、
その中に、単体で使うには短くなった鉛筆が入ってるから、いまはそれをホルダにはめて使い切ってる。
実はこの鉛筆入れ、ねずみや自身が使ってたものだけじゃなくて、
あるときお袋が彼女の学生時代に使ってたものも合流したからざっくり40年選手みたいなのもいる。
芯の硬さがFとかHとか、使うのが難しいやつもいるんだけど、
新旧混交の箱から1本を取り出して、ホルダで使えるぎりぎりまで削りながら使うのも
なかなか達成感があっていい。

・・・とはいえこのご時勢、手書きをする場面は激減中。
鉛筆入れの中の選手全員を使い切るのは何年、いや何十年先のことになるのやら。
もしかしてさらに次の世代に引き継いでいくことになるのかな。
そう思うと、どんどん使うだけじゃなくて、
味わいながら、残すものを選びながら使うっていうスタンスも悪くないな。

今朝仕事場に向かっているときのこと。
幅2メートルほどの路地を歩いていたら、前方に何か落ちてる。
茶色だったから、「はて、う○○かな？」と思いながら進むと、それは意外なものだった。

それはカエル。
（その類が苦手な人は拡大注意）

昨日・今日とあったかいから冬眠から目覚めたってところだろう。
調べたところによると、ヒキガエルは冬眠から目覚めるとまっさきに恋人（恋蛙？）探しをするらしい。
んでもってメスを見つけると有無を言わさず後ろから襲うらしい。
さらにいうとメスかを確認せず襲うからよく見たらオスだったってこともあるらしい（んなバカな）。

ということで、上の写真は襲ってるところってことになる。
この状況が人間だったら、ちょっと堂々とネットにアップはできないな。。。
まぁそんなことはいいとして。

虫が冬眠から覚めるのを啓蟄って言って二十四節気の名前にもなってるけど、
節気でいうとこれは3月の6日から8日くらいのことらしいから1週間ほど早かったな。
着実に春が近づいてるってことですな。

写真を撮ってる横をお姉さんが歩いて通ったんだけど、カエルに気付いた瞬間小さく「きゃわっ！」って叫んで走り去ってしまいました。

決して自慢で言うわけじゃないけれど、ねずみや、絵心は無い。
キッパリはっきり言うけど、無い。
ついでに言うと、字も汚い。
まぁそれはおいといて。

絵を描くのは苦手だけど眺めるのは好き。
ベタだけど笹倉鉄平とか鈴木英人とか、昔はラッセンとかヒロヤマガタとか。
シルクスクリーンの本物は買わなかったけど、ポスターとか画集とかは買ったりもした。

そのうちのひとつ、ヒロヤマガタのポスター画が入った額がうちに飾ってある。
・・・と最近まで思ってた。疑うことも無く。。。

ある日その絵が額の中で傾いてたからよく見ると、絵の横になにやら数字が。
普通の絵だったら通し番号が振ってあることはあってもあんなふうに数字は書いてない。
恐る恐る額をあけてみると、予感的中、その数字はカレンダーの日付。

コピーではあっても絵を買ったと思ってたのに、それはただのカレンダーの切れ端。
あのときねずみやが買ったのは「絵」じゃなくて「額」だったのか。
中身がメインだと思ってたのに、それはただの使用イメージのモック的なサンプルだったのか。
そんなことにもまったく気づかず、ご機嫌で飾っていたこの15年。

それでもこの15年、それをみて満足していたんだからきっと良しとすべきなんだろうな。
何にお金を払ったかではなくて、お金を払ったことで自分が満たされたことが大事なんだから。
無理やり気味に自分を強制納得させつつ、それでもささやかな落胆に襲われる男33歳。

下手なりに自分で何か描いてそれをあの額で飾ろうか、この際今のままにしておくか
目下悩んでいるところであります。

ジーパンの前の部分。
チャックではなくて全部ボタンで留めるタイプのを1本持ってる。

ボタンが取れました。

一番下の。

一番上が腹の弾力で弾け飛んだ、とかではなくてよかった。。。
そんなマンガのような体重増加の証明なんてごめん被りたい。
別に無茶な開け方とかしたわけではないんだけどなぁ。
ポロっと取れた感じ。

とりあえず接着剤も使って応急処置したんだけど、またすぐに取れそうな気がする。