PrismMEMには通常の起動に加えて2つの起動オプションがあります。
- モバイルオプション
- 設定画面表示オプション
通常モード
PrismMEMはコンピュータに常時接続している内臓・外付けハードディスクから起動する方法。ノートパソコンなど、様々な環境にコンピュータごと持ち運んで使用する場合を想定しているモードです。
インストーラ版でインストール、もしくはzip圧縮版を任意のローカルフォルダに解凍して使用します。
通常起動では、設定ファイルはコンピュータのローカルの[ユーザフォルダ]\AppData\Roaming\Crossing\PrismMEM\に保存されますが、モバイルオプション付きで起動することでアプリケーションフォルダに変更できます。
また、起動直後にメイン画面が表示されることはなく直接タスクトレイに入りますが、設定画面表示オプション付きで起動することで起動直後にメイン画面を表示することも可能です。
モバイルモード
外付けハードディスクにアプリケーションを入れて、持ち運んで様々なコンピュータに接続した状態で起動する方法。大学や企業の共有マシンなど、外出先のコンピュータで使用する形態を想定しているので、設定ファイルをコンピュータのローカルではなくアプリケーションと同じフォルダに保存します。
モバイルオプションを付けて起動するには、パラメータとして「-m」を付加します。
使用例・・・外付けHDDの任意のフォルダに解答・展開したzip圧縮版のPrismMEMフォルダ内にあるPrismMEM.exeのショートカットをHDDのルートに作成します。そのショートカットの設定で「-m」オプションを付加します。HDDをコンピュータに接続すると自動再生で「エクスプローラで開く」選択肢があるのでルートにあるショートカットをすぐに開くことができます。
設定画面表示モード
通常起動だと直接タスクトレイに入りますが、パラメータとして「-v」を付加するとメインの設定画面が起動直後に表示されます。
それ以外は通常起動モードと同様の動作をします。
オプション「-m」「-v」は、ふたつ同時に指定することが可能です。「-m -v」のようにスペースで区切って連ねて指定します。