「初体験」タグアーカイブ

恒例と初体験

この週末は沖縄だった。
琉球の祭典というイベントの本番だったので。
三味線と三線のコラボレーション曲のアレンジをはじめ諸々で関わった。

ここ数年同じイベントで沖縄には来てるけど、いつもと比べて今年はずいぶん涼しかったなぁ。
今月のはじめに石垣島に行った友人も涼しかったって言ってたし、今年は秋が早いのかもしれない。
日曜日の本番と、月曜日の別の小さなイベントの本番ともに大きなトラブルなく終えることができて安堵の気持ちで火曜日東京戻り。

恒例の沖縄在住の友人との合流も果たせたし、他にもfacebookで沖縄滞在を報告したらたまたま同時期に沖縄に着てる友人とかもいて合流なんてことも。
facebookのパワーを感じる出来事。

それから今回の沖縄では初めて「出先で散髪」というのにチャレンジ。
ちょっとした空き時間に床屋さんに飛び込んでみた。
いつも行ってる自宅近所の床屋さんにここのところバタバタで行けてなくて髪が鬱陶しかったし。
いつもと若干違う髪型になった気がする。やけにさっぱり。

頭と言えば、月曜のステージの最後にやってた「豊年音頭」のフレーズが今でも頭の中でまだリフレイン中♪
恒例の行事ながら初体験のこともあった沖縄。まだ余韻の残る週半ばの朝。

すべてが初めて

昨日、娘が産まれた。
このブログでは家族の話とかはめったにしないけど、人生の大きな転機だからちゃんと書いておこう。

まぁ昨日の今日だし、自分だけうちに戻っていて一人だし、今はそんなに実感が湧いてない感じ。
20時間近く病院にいてずっと立ち会ってたから、一人うちに帰って爆睡&朝早めに目が覚めて、長い夢を見てたのかなぁってくらい。
痛みのない男親なんて、この程度だからそもそもが女親とは格が違うよなぁ。。。

すべてが初めての日々が始まる。
もちろんいままでも「すべてが初めて」の毎日だったはずだけど、惰性に流されたりしてたなぁと振り返り反省。
今まで以上にすべてが初めてな毎日、「公私同根」の気持ちでさらに充実を図りたい。
どう転んだって親バカにはなるだろうけど、バカ親とモンスターにはならないようにしよう。

周囲のみなさま、これからもお世話になりご迷惑をおかけしますが、何卒よろしくお願いします。

1010

昨日は地元の「銭湯入浴無料デー」。
ということで、行ってきた。

初めて行く銭湯。
いや、銭湯自体は何度も行ったことがあるけど、そこの店は初アタック。

無料デーだからか結構な混み具合。
15個くらいある蛇口の8割が埋まってる。
入ったとたん「誰じゃお前」的な視線を感じ(気のせい)、「しきたりは分かってるんだろうな、コラ」的な背中に威圧され(気のせい)、アウェー感満点。
挙動不審な感じでキョロキョロしつつ、オケとイスが積んである場所を見つけて確保。
ようやく蛇口も割り当てがまわってきて一息つけたのでした。

身体を洗い、オケとイスを戻し、湯船につかったころにはもうこっちのペース。
自分より後に入ってきた人に「誰じゃお前」と視線を飛ばし(無理)、「しきたりは分かってるんだろうな、コラ」とどやしつけ(無理無理)、ホーム気分を味わいましたとさ。

まぁホントのところは「慣れない場所で知らない人に囲まれハダカ」という日本下町的状況にアタフタたじたじ、「あ、どもども」とか言いながらお店を後に、ってな感じ。
でも、温泉指定はされてないらしいけど黒色温泉のようなお湯に身体も心も癒され大満喫。
お湯の効果か腹痛も和らいできたみたいだし、また行くとしよう☆

タイトルは「東京都公衆浴場業生活衛生同業組合」のWebサイトのネーミングから。
おそらくは「1010→千十→銭湯」なんだろうな。
「お」と「う」が違ってるっていうツッコミは無しってことで。:-)

時間の凝縮

英仏デビューのねずみやにとって両都市で見物するものといえば、博物館・美術館と教会・寺院は外せない。
歴史的建造物もね。
ということで、結構な数行きました。

いろんなジャンルのものを見てまわったけど、ねずみやが感銘を受けるのは「時間の凝縮」なのかなと思う。
美術品にしても建物にしても、一人の人がもしくは何千何万もの人が、すごい時間をかけてそれを作ってる。
作られたのがすでにすごい昔で、さらに今までそれが存在し続けてる。
博物館の展示品ひとつ取ってそうだし、建物の彫刻ひとつ取ってもそう。
それが博物館のすべての展示品についてもしくは建物全体としていえるわけで、その「時間×人」の累積たるやすでに天文学的数字。
一朝一夕にはできないその時間の重さに心を動かされるんだろうな。

・ビッグベン
英国国会議事堂にある時計塔ね。
通りかかったときがたまたま9時で鐘が聴けました。

・ウェストミンスター寺院
外から眺めるだけのつもりが拝観料払って中まで見学。
って話しは世界遺産のところで書いたんだった。

・New Scotland Yardの看板
まぁこれは「歴史的」建造物ではないけど、今「20世紀少年」で話題になってる
浦沢直樹のマンガ「マスターキートン」にも出てくる場面で、ロンドン警視庁の建物正面。
マスターキートン好きとしてはこれも外せなかった。。。

・ロンドン塔&タワーブリッジ
ロンドン塔は工事してたので中には入らず外周を回っただけ。
タワーブリッジは上にはあがらず下から見上げただけ。

・セントポール大聖堂
拝観料払う手前まで入って中を覗いたけど、ウェストミンスターのほうが圧巻だったかな。
聖堂正面入り口の階段のところでPA使って子供たちが大道芸やってた。
いまいちミスマッチ。

・大英博物館
人類の遺産を丁寧に保管してる価値はすごいものがある。
けど、これって要は「略奪の物的証拠じゃん?」とか思いつつも。
ロゼッタストーンとパルテノン神殿の彫刻は印象的だったなぁ。

・ウィンブルドン
「歴史的建造物」ではないけど、テニス好きとしてはこれも外せない。
センターコートは開閉式屋根の取り付け工事で入れないということで見学ツアーには参加せず。
ミュージアムではテニスの歴史に触れることができて感激。
がつがつプレーをしなくなって久しいけど、そのころの熱い気持ちとか蘇った。

・オペラ・ガルニエ
パリに着いてまず見たのがこれ。
中には入らなかったけど。
でかすぎて言葉が出ず。
フランス巨石文明との初対面。

・オルセー美術館
ここは建物そのものが好きだったなぁ。
昔は駅だったらしいその建物は、調べてないけどサッポロファクトリーのアーキテクトデザインの原型じゃないかしら。
小物だけど、オペラ・ガルニエの模型にも結構感動した。

・ローランギャロス
ウィンブルドンと並ぶテニスの4大大会開催地。
その地に立てたことが嬉しかった。

・エッフェル塔
2段目までだけど昇りました。
万博で作った当初は「景観を損ねる」と反発が多かったらしい。
何をやるにしても、変化に対しては抵抗力が働くんだなぁ。

・凱旋門
階段で屋上へ。
勝利を祝うためにこんなでっかいもの石造りで仕上げるなんて、どんな権力よ?

・ルーブル美術館
でかいでかいと聞いてはいたが。
美術品に造詣のある人ならたしかにここだけで1週間は遊べるな。
印象に残るのはやっぱりモナリザとニケか。
あとハムラビ法典。
古代に関しては、エジプト文明って他と比べてダイナミックでどきどきする。

・ノートルダム大聖堂
凱旋門同様階段で塔の上へ。
ここには音楽の神の彫刻があるということで、これからのねずみやの活躍も祈願してきた。
(祈願とか言うと神社みたいだな)

・サント・シャペル教会
「近いから寄ってみよう」的なノリで入ったんだけど、360度ステンドグラスのゴシック建築に見とれてしまった。
ただ、いわゆる中世的なものってなんか色が暗いよね。
地中海的なスカッとした色合いがない。
そこが厳かで良いんだけど。

・オランジュリー美術館
モネの睡蓮が360度の連作になっているのを見られるところ(2組)。
どちらかというと見所はそこだけだけど。。。
建物自体はかなり現代的。

・マドレーヌ寺院
ここも圧巻ではあったけど、すでに大量の寺院・教会を見てきたので、「なるほどー」という感じでスルーに近かったな・・・

と、こんなもんかな。
ダイジェストで書いてもこれだけあったか。
記憶だけだと風化しちゃうからね、これも記録ってことで。
いくつか例外はあるけど、どれもこれも「時間の凝縮」を感じるものばかり。
心に良い旅だったなぁ。

さて、そろそろ英仏ツアーの話しもおしまいかな。
最後にあと1回「おすすめ集」みたいなのでも書いてみようかしら。

世界遺産

今回の旅で巡った世界遺産はこんな感じ。

・ウェストミンスター寺院
拝観料も払って中を見学。
あちこちにいろんな人が埋葬されていてバンバンふんづけちゃっていいのかなぁと思いつつそろそろ歩き。
ヘンデル・ニュートン・ダーウィンの墓碑は印象的。

・ロンドン塔
拝観料は払わずに外周を見学。
思ったほど「塔」じゃなかったなぁ。
タワーブリッジのほうがよっぽど塔。

・ストーンヘンジ
親友の車でひとっとび。
巨石文明かぁ。
かなり神秘的。
時空のかなたに思いを馳せるのもロマンがあって素敵☆

・セーヌ川河岸
ロンドンもだけど、パリも市内をひたすら歩いた。
ぜひ万歩計をつけておきたかった。
フランスでは美術館とか教会を巡ったんだけど、世界遺産は調べたところだとここだけかな。
というか多くの訪問地はほとんどこの河岸にあるけど。
凱旋門も世界遺産じゃないし、ノートルダム大聖堂も違うのね。

世界遺産という切り口はあまり意識して行ったわけではないんだけど、わりと見たんだなぁ。