携帯無くしました・・・

実家に振り込め詐欺の電話がかかってきた話。

正確にはお金の話には至らなかったので、「振り込め詐欺だと思われる電話がかかってきた話」。

ある晩に実家に電話が。
「携帯無くしたから番号変わったよ」
用件はこれだけ。
その電話は親父が取り、若干声が変だったが「風邪でも引いたのか?」「うん、まぁ」みたいな会話で終了。

でもって翌日。
今度は午前中にまた実家に電話。
犯人:「父さんから聞いた?」
母:「あぁ、電話無くした話?」
犯人:「そうそう、それで実は相談があるんだけど・・・」
と来たわけです。
おそらくは金に困ってるとか事故を起こしたとかそういう話になるんだろうけど、
そこでお袋は「あなた、本当に将志なの?」と切り返したとのこと。
そしたら「あ・・・あれ・・・間違ったみたいです」とか言って退散したらしい。

親から電話で話を聞いただけなので、概略しか分からないんだけど、ざっくりそんなところ。

「間違ったみたいです」っていう意味不明な言い訳は間抜けな感じだけど、手口は結構巧妙でびっくり。

まず、携帯の番号の登録を変えさせてしまうところ。
わざわざ実家に電話かけるのも「携帯無くした」ってことだったら不自然じゃないしね。
もしそこで俺の本当の番号を完全に書き換えて消去しちゃったら、
親から俺に連絡が取れなくなることだってありうるわけで。
まぁうちの場合は固定電話も教えてあるし、パソコンのメールでも会話するから連絡取れないことはないけど、
そういう状況になっちゃう家も少なくないと思う。

でもって、わざわざ二日がかりで話を進めるところ。
1日目は夜に、2日目は昼にかけてうちはたまたま1回目は親父、2回目はお袋が出たわけで、
お袋としては、親父から「将志の携帯番号が変わったらしい」と聞かされたらまず疑わないだろう。

まぁほかにもいろんな手口があるんだろうけど、うちにはそんなのがかかってきたわけです。
1つ前のブログ記事のコメントでコータロー君が書いてくれたとおり、
母校の名簿から番号を引っ張ってきてるのだとしたら、住所・電話番号・名前はもちろん
年齢まで分かるわけだから、それなりの作り話もできるだろうしなぁ。

とりあえずは被害がなくて何よりでしたとさ。
みなさんもお気をつけあれ。

あ、タイトルの「携帯無くしました」は手口の話であって、本当に無くしたわけではありません。

「携帯無くしました・・・」への3件のフィードバック

  1. ホントに無くしたのかと思いましたよ。
    昨日のあの飲みの場で。。。(笑)

    最近の詐欺って手口が巧妙なんですね。
    気をつけなくっちゃ。
    って、以前うちにも数年前に亡くなった母を騙る電話がかかってきたっけ。
    てきとーにしばらく遊んであげたけど。

  2. 私も、本当に携帯なくしたのかと思った(笑)

    テレビでも同じような事例をやっていたけれど、
    連絡先をまず変更させてしまうってものは、信じやすいよね。。
    怖い怖い。。
    電話だと、自分の子どもの声かどうかって案外分からないものなんだね。
    お母さまはちょっと変だと気付いたけれど、父上さまは気付かずだったんだものね。

    でも、うちはたぶん平気かも。
    私、家では自分のことを「わたし」とは言わないから(笑)
    未だに自分を名前で呼んでるので。

  3. ねずみやのキャラからすると無くしかねないよね。
    そのあたりコメントくれたお二人はよく分かってらっしゃる。

    あ、まゆぅ、初コメントありがとう♪

    でもでも、ねずみやは今のところ携帯を無くしてしまったことはないのですよ。
    店に忘れて他の人に取りに行ってもらったこととかはあったけど。。。
    まぁ無くしたに近いわけですが。
    😛

    最近「息子の声も分からないなんて」と親父をちょっといじめてたりするけど、
    いざ自分がそういう目にあったら、やっぱり分からないのかなぁなんて思ってしまうよね。

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