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時間の凝縮

英仏デビューのねずみやにとって両都市で見物するものといえば、博物館・美術館と教会・寺院は外せない。
歴史的建造物もね。
ということで、結構な数行きました。

いろんなジャンルのものを見てまわったけど、ねずみやが感銘を受けるのは「時間の凝縮」なのかなと思う。
美術品にしても建物にしても、一人の人がもしくは何千何万もの人が、すごい時間をかけてそれを作ってる。
作られたのがすでにすごい昔で、さらに今までそれが存在し続けてる。
博物館の展示品ひとつ取ってそうだし、建物の彫刻ひとつ取ってもそう。
それが博物館のすべての展示品についてもしくは建物全体としていえるわけで、その「時間×人」の累積たるやすでに天文学的数字。
一朝一夕にはできないその時間の重さに心を動かされるんだろうな。

・ビッグベン
英国国会議事堂にある時計塔ね。
通りかかったときがたまたま9時で鐘が聴けました。

・ウェストミンスター寺院
外から眺めるだけのつもりが拝観料払って中まで見学。
って話しは世界遺産のところで書いたんだった。

・New Scotland Yardの看板
まぁこれは「歴史的」建造物ではないけど、今「20世紀少年」で話題になってる
浦沢直樹のマンガ「マスターキートン」にも出てくる場面で、ロンドン警視庁の建物正面。
マスターキートン好きとしてはこれも外せなかった。。。

・ロンドン塔&タワーブリッジ
ロンドン塔は工事してたので中には入らず外周を回っただけ。
タワーブリッジは上にはあがらず下から見上げただけ。

・セントポール大聖堂
拝観料払う手前まで入って中を覗いたけど、ウェストミンスターのほうが圧巻だったかな。
聖堂正面入り口の階段のところでPA使って子供たちが大道芸やってた。
いまいちミスマッチ。

・大英博物館
人類の遺産を丁寧に保管してる価値はすごいものがある。
けど、これって要は「略奪の物的証拠じゃん?」とか思いつつも。
ロゼッタストーンとパルテノン神殿の彫刻は印象的だったなぁ。

・ウィンブルドン
「歴史的建造物」ではないけど、テニス好きとしてはこれも外せない。
センターコートは開閉式屋根の取り付け工事で入れないということで見学ツアーには参加せず。
ミュージアムではテニスの歴史に触れることができて感激。
がつがつプレーをしなくなって久しいけど、そのころの熱い気持ちとか蘇った。

・オペラ・ガルニエ
パリに着いてまず見たのがこれ。
中には入らなかったけど。
でかすぎて言葉が出ず。
フランス巨石文明との初対面。

・オルセー美術館
ここは建物そのものが好きだったなぁ。
昔は駅だったらしいその建物は、調べてないけどサッポロファクトリーのアーキテクトデザインの原型じゃないかしら。
小物だけど、オペラ・ガルニエの模型にも結構感動した。

・ローランギャロス
ウィンブルドンと並ぶテニスの4大大会開催地。
その地に立てたことが嬉しかった。

・エッフェル塔
2段目までだけど昇りました。
万博で作った当初は「景観を損ねる」と反発が多かったらしい。
何をやるにしても、変化に対しては抵抗力が働くんだなぁ。

・凱旋門
階段で屋上へ。
勝利を祝うためにこんなでっかいもの石造りで仕上げるなんて、どんな権力よ?

・ルーブル美術館
でかいでかいと聞いてはいたが。
美術品に造詣のある人ならたしかにここだけで1週間は遊べるな。
印象に残るのはやっぱりモナリザとニケか。
あとハムラビ法典。
古代に関しては、エジプト文明って他と比べてダイナミックでどきどきする。

・ノートルダム大聖堂
凱旋門同様階段で塔の上へ。
ここには音楽の神の彫刻があるということで、これからのねずみやの活躍も祈願してきた。
(祈願とか言うと神社みたいだな)

・サント・シャペル教会
「近いから寄ってみよう」的なノリで入ったんだけど、360度ステンドグラスのゴシック建築に見とれてしまった。
ただ、いわゆる中世的なものってなんか色が暗いよね。
地中海的なスカッとした色合いがない。
そこが厳かで良いんだけど。

・オランジュリー美術館
モネの睡蓮が360度の連作になっているのを見られるところ(2組)。
どちらかというと見所はそこだけだけど。。。
建物自体はかなり現代的。

・マドレーヌ寺院
ここも圧巻ではあったけど、すでに大量の寺院・教会を見てきたので、「なるほどー」という感じでスルーに近かったな・・・

と、こんなもんかな。
ダイジェストで書いてもこれだけあったか。
記憶だけだと風化しちゃうからね、これも記録ってことで。
いくつか例外はあるけど、どれもこれも「時間の凝縮」を感じるものばかり。
心に良い旅だったなぁ。

さて、そろそろ英仏ツアーの話しもおしまいかな。
最後にあと1回「おすすめ集」みたいなのでも書いてみようかしら。

晴れ男が行く

うっちーがコメントに書いてくれた通り、イギリスではピーカンの天気&暑い日々だった。
ロンドンは基本的にどんより曇ってるということらしいんだけどねぇ。
そしてフランスでも。
一度だけ晩ご飯をカフェの軒下で食べてる間にゲリラ豪雨のようなどしゃ降りになったけど、店を出る時にはあがってたし。
そのほかは基本的にずっと晴れ&日照り。
ねずみやの晴れ男っぷりが如何なく発揮されたらしい。
まぁ旅行の時に雨なんて降らないに限る。

イギリスは高緯度だから夏は昼間の時間が長い(16時間くらいらしい)上にサマータイム。
そうすると夜の10時過ぎまで明るいのね。
さらにねずみやが行ったときはしっかり晴れてたから夜の10時で普通に青空。
これは時間感覚が狂ったなぁ。
明るさなのか時差ボケなのかよくわからなかった。

天気がいいと気分よく歩き回れるからホントに「街を歩き倒した」ってくらい2つの街を歩き回った。
万歩計つけておけばよかったなぁ。。。
視界が明るいから街が奇麗に見えるのも良かった。
ロンドンは建物が白っぽい石造りで全体的にモノトーンだからなんとなく冷たい印象。
それに対してパリは建物が若干黄色がかっていて温かみを感じたかな。
まぁ「比較して」っていう話だけど。
街で印象が強烈だったのはパリの建物のでかさ。
オペラ座とかルーブルはもちろんのこと、ありとあらゆる建物がでかくて自分の身長が半分になった気分。
パリの街はストーンヘンジを凌ぐ巨石文化だなぁなんて思ったり。

ということで、旅行中は晴れ男なおかげでずっと晴れてた話と晴れてたから感じることができた事柄の話。
日記というよりは記録って感じになっちゃった。

世界遺産

今回の旅で巡った世界遺産はこんな感じ。

・ウェストミンスター寺院
拝観料も払って中を見学。
あちこちにいろんな人が埋葬されていてバンバンふんづけちゃっていいのかなぁと思いつつそろそろ歩き。
ヘンデル・ニュートン・ダーウィンの墓碑は印象的。

・ロンドン塔
拝観料は払わずに外周を見学。
思ったほど「塔」じゃなかったなぁ。
タワーブリッジのほうがよっぽど塔。

・ストーンヘンジ
親友の車でひとっとび。
巨石文明かぁ。
かなり神秘的。
時空のかなたに思いを馳せるのもロマンがあって素敵☆

・セーヌ川河岸
ロンドンもだけど、パリも市内をひたすら歩いた。
ぜひ万歩計をつけておきたかった。
フランスでは美術館とか教会を巡ったんだけど、世界遺産は調べたところだとここだけかな。
というか多くの訪問地はほとんどこの河岸にあるけど。
凱旋門も世界遺産じゃないし、ノートルダム大聖堂も違うのね。

世界遺産という切り口はあまり意識して行ったわけではないんだけど、わりと見たんだなぁ。

英仏デビュー

親友を訪ねてついに行ってきました、イギリス。
せっかく行くということでフランスにも足を伸ばしてきた。
7泊9日のちょっと早い夏休み。

親友の海外での奮闘生活現場を見ることができて感慨深かった。
あらためてがんばってるんだなぁって思った。
まぁ彼とは1ヶ月ほど前にも会ってるんだけど。
お世話になりました。

まずは食べ物系の感想から。

海外に行くと見つけやすいのが「濃縮還元じゃないジュース」。
日本で一般的に見る濃縮還元と比べて果肉たっぷり感がステキ♪
日本のスーパーでも手軽に手に入るといいんだけどなぁ。

あとおいしかったのはパン。
イギリスでは普通にスーパーで売ってるパンがとてもおいしく、
フランスでもそうだったけど特にクロワッサン。
なんだろう、水が違うとかそういうことなのかな。

イギリスデビュー&フランスデビューとなったこの旅はいろんな経験ができた。
続きはまた。