意識と身体

聞いた話なんだけど、ベビーサインってのがあるらしい。
ざっくり言うと、赤ちゃん用の手話。
これを使うと赤ちゃんは口頭での意思表示よりずっと前に手話で明確な意思表示をするらしい。
体の機能として発音がまだできないだけで、意識はちゃんとはっきりしてるってことだよな。
まわりの大人が赤ちゃん言葉なんか使ってると赤ちゃん本人は「バカにすんなよ、コラ」とか思ってたりするのかもな。

で、これと同じような話って高齢の人にも言える。
体が衰えてきて思うように動かなかったり動作が緩慢になったりしても、意識としては若い時と変わらず、
もしくは年輪を重ねた分いろんな高次のことを考えていて自分の動きがもどかしかったりする人もいるらしい。

意識と身体は、人間であるためには不可分だけど、やっぱり別々のものなんだなぁ。
この二つはどうやって結びついてるのかなぁ。
その結びつきは1対1なのかなぁ。
・・・とか、生物学的というか哲学的というか、そんなものにちょっと思いとらわれてみた。。。