初体験のお仕事をした。
ねずみや、なんとスクリーンデビュー!
まぁ、そんな大げさな話ではないんだけど。
かかわったのは主人公がバンドのリードボーカルという設定のショートムービー。
ねずみやは何をしたかというと・・・
役者さん=音楽をやる人ではないので、楽器が弾けなかったりする。
でも弾いてる映像を撮らなきゃいけない。
もしくはシーンで弾いてる音が出ないといけない。
そういう状況の時に、役者さんが弾けるようなフレーズを考えてそれを手取り足取り役者さんにやってもらう。
または、弾いてるふりの映像がある程度自然に見えるように演奏の演技のアドバイスをする。
さらには、本人が弾いてる演技をしている横で実際にはねずみやが別の楽器を弾いて音を出す。
などなど、そんなことをした。
役者さんが着てた衣装を着て楽器を持って弾く。
その手元を撮ってもらう。
そんなのを二人の役者さん分。
役者さんのジーンズのウェストサイズが入るか本気で心配だったけど、ちゃんと入ってホントよかった。。。
キツキツとかパンパンとかじゃなかったもん。
丈は異様に長かったですけど、何か?
さらに、主人公のバンドのライバルであるバンドのメンバー役で画面にもちょこっと・・・
どんな絵で撮ったのか分からないけど、顔の判別も難しいような程度の露出だとは思う。。。
でもちゃんとそれ用の衣装を着て、ハードワックスで髪のセットをしたりもして。
かなり別人。
役名はなかったけど、役をして画面に登場なんて、こんな仕事ができるとは。
ねずみや本人としてテレビの1コーナーに出たり取材を受けたりしたことはあっても、いわゆる「撮影現場」というのは全くの初めて。
本業の音楽制作の現場とはもちろん違うし、以前かかわったことのある芝居の現場ともまた全然違う。
徹底した分業体制と、そのそれぞれのプロフェッショナルぶりが圧巻。
どんな作業をしてる人でも、ひとりひとりがスムーズな現場進行のために気を遣っていることで生まれるチームワーク。
今回の作品のためにいろんなところから集まってる即製のジョイントチームなのに旧知の仲間のような呼吸。
もちろん音楽の現場仕事でもそういう場面は当たり前のようにあるんだけど、畑が違うと何もかもが新鮮。
まぁまぁ、そんなわけでお仕事としてはスクリーンデビューのほうではなく、演奏演技アドバイザー(?)。
この冬に携帯配信などをからめた公開をするらしいんだけど、上映イベントなどもある模様。
聞く限り映画館上映とかそういう感じではないらしい。
詳細が決まってオープンになったときには改めて紹介したいと思います。