備えって重要

日常の朝を遮る消防車の音。

「あれ、近いねぇ」なんて言ってたらうちの目の前に。
あれよあれよとうちの集合住宅の入り口にホースが引き込まれ、「え、これ、やばくね?」状態。

避難路の安全を確認する中で、斜め下のうちのぼやらしいことが判明した。
下はまずいよ、下は。
取る物も取りあえず避難ですよ。

鍋を火にかけたまま出かけてしまったらしく、住人不在の消火活動。
まぁ結局は鍋の空焚きで済んで、炎が出る前におさまったから「消火」ではないのかもしれない。
漏れ聞こえる消防士さんの話では「火事扱いにするかしないか」とか言ってたから、扱いによって保険金とかも変わるのかな。

着てるだけで熱中症になりそうな防火服を着た消防隊、ガス漏れ引火を警戒してる(?)東京ガスの人、状況を把握する警察などなど、わらわらと人が集まって、それぞれがてきぱきと動いてました。
いざというときのために、訓練・待機をしている皆さんに感謝です。

それから、おそらくは空焚きの早期発見に最も貢献したであろう火災報知器。
設置の義務化がされてなくて炎が上がってからの発見だったら状況は全然違ってたはず。

日頃の備えって、やっぱり重要。

しばらくはあたりに焦げ臭いにおいが残っていそうな感じです。